カンボジアは、一見のんびりしている。けれど、ちょっと深く関わると、実際のところ日々いろんな事件に巻き込まれる。カンボジア人はおっとりしてるとよく人は言うけど、感情の起伏が激しいところがとてもある。喧嘩もいがみ合いもほんとによくやる。そして、ほっとけばケロっと忘れてたりする。だから冷静に見ていればいいんだけども、小心者の私はいつもいちいち動揺する。「なにがあっても動揺しない」。何年カンボジアにいてもさっぱり身につかない。でも、そう言い聞かせてる日々なのだ。 日記へはページ左上のジャンプメニューからお入りください |
福富 友子 Fukutomi Tomoko |
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Profile 東京生まれ。 大学時代は、日本獣医畜産大学の家畜衛生学教室というところで、豚のうんちとたわむれつつ汚水処理の研究のまねごとをする。卒業後、畜 産専門雑誌の出版社に勤める間に、ふとカンボジア旅行に参加。 それで人生を変えてしまった。数年後、日本企業の現地事務所への雇用が決まり、トランクひとつと所持金200ドル、帰りのチケットなしというとんでもない軽装でプノンペンへ。と、それもつかの間、じつは雇用契約 が会社の上層部まで届いてなかったことが判明していきなりクビ。路頭 に迷いカンボジア人も驚きの極貧生活を経て、さまざまな人に助けられ 修業させてもらい、なんとか通訳を始める。あるとき出会った「影絵芝居」に引かれてシエムリアプに移住。ティー・チアン一座に入って遣いを習う。 日本に帰国後、カンボジア人研修生のための講義通訳などして稼いで は、影絵の普及を夢見てカンボジアに通う生活。カンボジアでは、シエムリアップのサラ・コンサエン村が「定住地」。現在は、一念発起して 大学院生の身。 |
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